できるだけ高く売るのが肝心（男性/50代）
住宅ローンの支払中のマンションを売却し、
新しいマンションを購入することにしましたが、難問が生じました。
物件の査定を依頼した不動産業者によると、査定額が住宅ローンの残債を下回ってしまう、
とのことで自己負担金が必要になると言われました。
差額が100万円を超えたので、どうにかならないか不動産会社の担当者に話してみましたが、
こればかりはどうにもならないと断られてしまいました。
インターネットで高く売れる方法がないかを探していたところ、
複数の不動産会社に査定を依頼する一括査定の広告を見つけました。
ダメ元で依頼してみましたが、査定の結果を見ると最初に依頼した業者よりも高い値段が付いていました。
ローンの残債との差額がそれほど多くはなかったので、自己負担金が少なくて済みました。
ローンが残っている場合はできるだけ高く売ることが肝心だと言うことがよく分かりました。
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よくある質問
ローンが残っている物件を売却する方法には何がありますか？
ローンが残っている物件を売却する方法には、一般売却、任意売却、競売の三種類があります。一般売却とは、持ち家を売却して、売却益をローンの残債に充てて支払う方法で、信用情報などに影響が出る可能性はありません。ローンの支払いが難しくなり、自宅を売却して、その後もローンを支払うためには、任意売却を行ないます。任意売却は不動産会社でも相談に乗ってもらうことができます。競売はローンの支払いができなくなった時に取る手段です。
住宅ローンが残っている家は売れますか？
住宅ローンが残っている家を売却する場合も、債務が無い不動産を売却する場合も、売却する方法は同じです。新たな買い手に対しては、ローンの残債についての情報が開示されることはまずありませんので、安心して売却することができます。注意したいのは、売却益が残債を下回ってしまうケースです。ローンの残債が支払いきれなくなってしまった場合、売買契約を白紙にする必要が生じることもありますので、注意が必要になります。
住宅ローンが残っている家を高く売るためのコツは何ですか？
住宅ローンの残債がある家を高く売るためには、できる限り複数の不動産会社に査定を依頼することが大切です。不動産会社の査定は担当者の裁量がある程度関係するため、会社ごとに異なることも珍しくありません。近隣に複数の不動産会社がある場合には、それぞれの会社を回って査定を依頼することができます。インターネットから申し込める一括査定サービスなども便利です。
任意売却とは何ですか？
任意売却とは、ローンの返済を行なっている方が、自宅を売却し、残りの残債を支払いしやすい額に変更してローンを返済し続ける方法を指します。債務整理の一つで、競売のように債務の支払いに行き詰まり、債権者が強制的に物件を売却するようなリスクはありません。生活再建のための手段の一つで、ローンの支払いが難しい場合に選択します。ローンの返済に困っていない場合には、任意売却を選択することはありません。
住宅ローンを完済する場合、手数料はかかりますか？
住宅ローンを完済する場合、一括での繰り上げ返済となるため、手数料が発生する場合があります。手数料については金融機関がそれぞれ定めていますので、事前に確認しておくことをお勧めします。手数料は高くても数千円程度です。金融機関によっては、領収書の発行手数料などの名目で請求する場合があります。